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Technology技術紹介

技術紹介

培った高い技術力で、
それぞれの期待に応えられる
高性能な材料を。

たとえ同じ用途の電池であっても、電池の設計には、メーカーや製品ごとにさまざまな違いがあります。この設計の違いによって、たとえば電池材料の原子レベルでの混合度をどうするかなど、最適な材料も一つ一つ変わってきます。そのため電池材料メーカーである当社には、各メーカーの設計に沿って、正極材に必要とされる性能や特長を的確にかつスピード感をもって実現することが求められます。当社では、これまでの経験で培ったさまざまな知識や技術を用いて、それぞれの期待に応えられる高性能な電池材料を提供します。

Strong Point田中化学研究所の技術の強み・特長

Point.01

製造の要「中和反応工程」の
豊富な知見。

どんな正極材や前駆体を製造するのにも必ず必要になる重要な工程が「中和反応工程」と呼ばれる工程。原料を酸に溶かした溶液に、苛性ソーダなどのアルカリ水溶液を加えて中和させる工程です。当社では電池材料メーカーとしての長い歴史の中で、この中和反応工程のさまざまな知見を保有しています。これらの知見はすべての製品開発、製造に活かされており、中和反応をさせる際の温度や水溶液の撹拌具合などを制御し、最適な方法での製造を可能にしています。また、研究室レベルの知見だけでなく、プラントレベルでの量産製造時のノウハウも豊富なため、量産時の品質のバラツキを抑えることが可能です。

Point.02

分子レベルで結晶構造まで
制御する4つのコア技術。

正極材や前駆体は、広くいえば金属化合物。この金属化合物は、結晶構造や形状によっても特性が大きく変化します。そのため期待する性能を発揮する正極材や前駆体を製造するには、原子レベルでの結晶構造やナノ〜ミクロン単位の粒子形状にまで気を配り、適切な制御のもと製造を進める必要があります。田中化学研究所は、当社がこれまでの歴史のなかで確立してきた「粒子形状制御技術」などの4つのコア技術を中心に、さまざまな独自技術やノウハウを駆使し、化学反応を原子レベルで制御しながら、製品を製造しています。

Core Technology4つのコア技術

  1. CORE 1

    粒子形状
    制御技術

  2. CORE 2

    複数元素
    共沈技術

  3. CORE 3

    粒子径
    制御技術

  4. CORE 4

    結晶
    制御技術

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