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ごあいさつ

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 株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 代表取締役 社長執行役員の横川 和史でございます。
 二次電池市場は大きな発展が見込める分野ですが、その競争環境は厳しく、市場の変化にスピード感をもって追従して事業運営をおこなっていくことが求められます。株主の皆様より永続的に信頼していただき、安定した収益をあげられる企業を目指し、当社の一層の発展のため全力を尽くしてまいる所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。

 当社の第68期(2023年4月1日から2023年9月30日まで)の事業の概況及び決算の状況につきまして、ご報告申し上げます。

 当第2四半期累計期間における二次電池業界は、世界的な脱炭素社会への流れの中で、生産コストを抑えた安定的な供給の実現という課題を抱えつつも、各国のEV普及率は着実に上昇し、今後も需要の拡大が見込まれております。
 このような市場環境の中、当社の足下の業績をみますと、主要顧客の生産調整の長期化や増産時期の遅れに加え、減価償却費及び労務費を中心にコストが先行する状況が継続しております。また、コスト上昇の一因となっている電気料金や重油、苛性ソーダなどの各種原材料費等の高騰については、前年に引き続き高い水準となっており、適正な価格転嫁の実現に向けた取り組みを続けております。一方で、2019年10月に契約締結いたしましたノースボルトに対する技術支援については第1四半期に10億円の収益計上をしております。加えて、当第2四半期累計期間における営業利益には、相場関連損益が7億円含まれております。
 以上の結果、売上高24,614百万円(前年同四半期比18.1%減)、営業利益1,777百万円(前年同四半期比2.5%減)、経常利益1,691百万円(前年同四半期比2.8%増)、四半期純利益は1,431百万円(前年同四半期比4.2%減)となりました。

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員

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