田中の
仕事の進め方


田中化学研究所の製品は、基本的にすべてオーダーメイド。
用途やお客さまの要望にあわせて一つ一つカスタマイズした製品を製造しています。 田中化学研究所の製品の研究開発から量産化までには、 たくさんの工程があります。 そして研究開発部や製造技術部など、社内のさまざまな部署が連携することで、 一貫した高品質な生産を可能にしています。Workflow田中化学研究所がつくっているのは
どんな電池材料?
田中化学研究所の製品は基本的にはすべてオーダーメイド。
たとえば同じリチウムイオン電池用の材料だとしても、用途やお客さまの要望にあわせた材料を生産しているため、 新製品を製造する際は、まず開発から始まります。そして量産化の体制が整ったら製造開始です。3つの開発・製造ステップ
新製品の開発には、大きくわけて研究開発・量産試作・実生産の3つの「開発・製造ステップ」 があります。まず、新製品をつくるために、研究・開発を実施。その見通しが立ったら、量産化のための試作を行い、それがクリアされてはじめて実際の生産が始まります。
3つの生産スケール
開発の段階には、上記の開発ステップとは別の視点でラボ・パイロット・実プラントの3つの「生産スケール」があります。新製品を開発する際、まずは研究室レベルで理論的な検討をしたり、実験検証などを実施。それがクリアされたら研究室で考えていたような製品を実際につくることができるかパイロット版をつくって試してみます。そして、いよいよ実際のプラントで製造できるように生産プロセスや安定して量産化できる体制づくりを検討していきます。
田中化学研究所では、研究・開発段階は「研究開発部」、量産試作~実生産段階では 「製造技術部」 など、各段階ごとに主導となる部署を中心に各部署が協力しあいながら、 新製品を開発。 お客さまから求められる要望を満たした製品を作り上げています。

作り続けるには 色んな役割の人たちが
関わっているんだね 出してそれを同じ ように
Function&Department工程・部署
企画・
マーケティ
ング

世の中の動向やニーズを把握するため、
市場調査などを行いながら製品企画を立てます
- 市場調查
- お客さまからのニーズの吸い上げ、確認
- 取引先の選定・契約など
研究開発

世の中の技術動向を把握した上で、
当社の強みを活かした研究開発を行い、
知見を深め技術力を磨きます
- 開発業務の技術的調査・検討
- お客さまと要望のすりあわせ
- 要望に合うサンプル試作
- 材料開発、製品設計
- 仕様書の締結など
試作・
量産化

お客様が求める品質・コスト・納期を満たす
材料の量産化を行います
- 生産プロセスフローの検討
- 設備投資計画・導入準備
- 製造ラインでの量産試作
- 原料・中間品・製品の検査・分析など
調達

製品の製造に必要になる原材料の調達など
について 選定、契約、デリバリーなどの
調整・管理をします
- 販売数量や価格の決定
- 原材料の手配・購入
- 購売先の選定、調査、管理
- 異常品の対応など
生産

お客様が求める品質・コスト・納期を満たす
製品を生産します
- 実生産
- 工程管理
- 品質検査
- 保全
- 生産計画
- 改善活動
- 原料・中間品・製品の検査・分析など
納品

在庫管理・出荷調整など、
製品の納入や管理などを行います
- 構内、構外物流
- 倉庫の管理
- 在庫管理
- 出荷調整
- 輸出書類準備など
品質保証

品質検査でお客さまが求める品質、
ならびに使用を保証します
- 品質トレンドの確認と生産へのフィードバック
- お客さまからのクレーム対応
- 品質管理
- 品質検査 など


たくさんの工程が あるんだね!
Main PointChapter.05 まとめ
- 1田中化学研究所の製品は、お客さまの要望にあわせた材料づくりをしているため、基本的にすべてオーダーメイド
- 2「研究開発部」や「製造技術部」などの技術部署だけでなく、社内のさまざまな部署が連携・協力して、開発〜製造まで安定した材料づくりが行える体制を整えている