Chapter02
田中と
歴史
電池のLearn More


田中化学研究所は、1957年の創業以来、およそ70年にわたり、
化学系ものづくり企業として歩みを進めてきました。 なかでも1973年以来、50年以上にわたって電池用材料の開発・製造に従事。 現在でも主力製品のひとつである三元系正極材は20年以上の生産実績があります。 歴史のある電池用材料メーカーとして、 日本はもちろん世界の電池産業をしっかりと支えています。History田中化学研究所の歴史
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1957
田中化学研究所の誕生
株式会社田中化学研究所を大阪市生野区に設立。
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1973
電池用材料メーカーに
水酸化ニッケルの販売を開始。
ここから電池用材料に携わることになり、以来現在にいたるまで50年以上、電池材料の開発に取り組んでいます。 - 1986
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1991
本社を移転
本社を福井県に移転。
ニッケル水素電池用高密度水酸化ニッケルの生産を開始。1988年に
(=福井進出) したよ! 福井工場を新設 -
1995
リチウムイオン電池市場に
リチウムイオン電池用材料(酸化コバルト)の生産を開始。
Pointリチウムイオン電池は、1990年代に日本で開発・製品化された電池。当初は日本の大手家電メーカーが中心となって製造していましたが、用途がPCや携帯電話などに広がるにつれて市場が拡大し、世界中のたくさんの電池メーカーなどが参入するようになりました。
- 2003
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2011
「三元系」の商標を登録
ニッケル・コバルト・マンガンの3つの元素の化合物を「三元系」とし、他社に先んじて商標を登録。
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2016
住友化学グループに
第三者割当による新株式発行により、住友化学株式会社の子会社となる。
Point住友化学株式会社の連結子会社となったことにより資本力が強化されただけでなく、人材交流や共同開発によるシナジー効果も生まれており、 今後拡大が見込まれる車載電池市場に対応する体制もしっかり整えています。
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2020
福井工場大型施設完成
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2030
電池材料と関わる長い 歴史の中で培ってきた 技術をさらに 進化させていくよ!
今後さらに拡大する車載電池市場に対応し、
持続可能な社会への貢献、 さらなる発展をめざしていきます。

Main PointChapter.02 まとめ
- 1田中化学研究所は創業60年以上、電池用材料メーカーとしても50年以上の歴史を誇る企業
- 2一般家電製品などの民生用電池材料だけでなく、車載用電池材料の開発・製造を数多く手掛けており、近年は車載用電池材料の割合が9割を超える
- 3現在は、住友化学株式会社の連結子会社として、さらなる成長・事業拡大をめざしている