料理の世界から正極材メーカーへ。
経験を積むことで感じられた成長。
もともとイタリアンのシェフでしたが、結婚を機に安定した仕事を求めて田中化学研究所に入社しました。それから12年、色々な業務に挑戦する機会をもらい、今では課長として重要な役割を任されるようになりました。
これまでを振り返り、最も印象に残っているのは入社3年目の出来事です。当時の上司から新ライン(新製品)の立ち上げ担当に指名されました。不安はありましたが、社内の関係者達と協力し、やり遂げることができました。社内には立場や役割の異なる人たちがいますが、皆が同じ目標に向かって支え合うことで、新しいものを生み出すことができると実感しました。このときの経験が今も活きていると感じています。
若手の指導時は、一人ひとりの
立場を考えて向き合う。
課長として年齢の離れた部下たちに指導するときに心掛けていることは、冷静でいること。常に視野を広く持ち、公正に判断することが大切です。初めからうまくできる人はいません。
戸惑う若手たちをみて「自分も入社したてのころはそうだった」と懐かしく感じるとともに、だからこそケアしなければと。
当たり前だとこちらが思っていることをただ押し付けるのは難しいですし、正解は一つではありません。年齢や経験に関係なく、皆と平等に接し、それぞれの意見に耳を傾けることで、若手ものびのび活躍できる環境づくりを目指しています。
年齢や経歴、役職に関係なく
コミュニケーションが盛ん。
この会社の社風は、若手・ベテラン、正社員・派遣社員に関係なく、誰もが話しやすい環境だと思います。人によってコミュニケーションの方法は様々ですが、私はゴルフです。社内でのゴルフコンペに積極的に参加していますが、勝負事なので役員にも遠慮なく自分のベストを尽くします(笑)。若手の子たちにも「ゴルフに興味があるなら、一緒にコースを回ろう」と声をかけています。