田中化学研究所の研究員は、一般的な研究員のイメージとはちょっと違います。研究員という枠に収まらないからこそ、世界に誇る正極材料の開発に成功しているのです。 研究開発、技術営業、量産導入と、開発から製品化まで関わるのが当社の研究員です。 研究員と聞いて、「白衣を着てビーカーを持ち、寡黙に研究を続ける」といったイメージがあるかもしれません。しかし、田中化学研究所の研究員たちは、研究開発業務を行うのみの研究員ではありません。お客様(大手電池メーカー)の技術者との打合せや、社内の各部署とのミーティングを行いながら開発を進めるなど、業務は多岐に渡ります。一人ひとりが自立した研究員として活躍できるフィールドが田中化学研究所にはあります。 開発には、お客様の技術者と対等に議論したり、他部署の人たちとのミーティングが不可欠です。 研究開発の仕事は研究室だけで完結するのではなく、生産技術や品質保証、生産現場の人たちなど多くの人と関わります。様々な部署とミーティングを繰り返しながら仕事を進めます。いい商品を開発するためには、お客様の技術者と対等に話ができなければなりません。知識やアイデアはもちろんですが、コミュニケーション力も求められます。コミュニケーション力は人間力の向上につながり、社会人としての成長にもつながります。 海外のお客様もいますが、技術の用語は世界共通なのでロジックがあれば通じます。 田中化学研究所の取引先には、海外のお客様もいます。「外国語は苦手」という方でも不安になることはありません。技術の用語は世界共通なのでロジックがあれば通じます。片言の外国語であっても、ロジックがきちんとしていれば、相手も耳を傾けてくれます。もちろん外国語が上手であれば、より短時間でコミュニケーションがとれますが、その意欲があれば話せるようになります。当社では外国語の勉強に対して、支援するプログラムがありますので、入社後に是非勉強して下さい。 研究開発の仕事はアイデアも重要ですが、「経験」がものをいいます。 研究開発の仕事はアイデアも重要ですが、「経験」がものをいいます。結果を急ぐのではなく、仕事を進めて行く過程で「いい」と思ったことをやり遂げられるような環境を用意しています。一人前の技術者になるには時間がかかるため、じっくり時間をかけて育てています。成功も失敗も、どんな経験でも技術者としての経験値の蓄積になります。