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 株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 代表取締役 社長執行役員の横川 和史でございます。
 二次電池市場は大きな発展が見込める分野ですが、その競争環境は厳しく、市場の変化にスピード感をもって追従して事業運営をおこなっていくことが求められます。株主の皆様より永続的に信頼していただき、安定した収益をあげられる企業を目指し、当社の一層の発展のため全力を尽くしてまいる所存ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。

 当社の第64期中間期(2019年4月1日から2019年9月30日まで)の事業の概況及び決算の状況につきまして、ご報告申し上げます。

 当第2四半期累計期間における二次電池業界は、世界的な環境規制強化の流れから航空機や船舶にいたるまで電動化への対応など用途拡大も含め市場成長が続いております。一方で米中貿易戦争に端を発した世界景気減退の不安感が増している中、中国の新エネルギー車市場では政府の補助金減額や市場参入の規制緩和など様々な政策が講じられております。また、これらを背景として関連産業では国をまたいだ企業間の連携など新たなサプライチェーンの構築が本格化し、拡大する市場への対応が活発化しております。
 このような市場環境の中、当社といたしましては当事業年度から翌事業年度にかけてリチウムイオン及びニッケル水素電池向け製品の増産体制の構築に向け着手しております。
 足下の業績面においては主要顧客のリチウムイオン電池車載用途向け製品において仕様変更の対応に時間を要したことから一時的に販売数量が減少したことに加えて、同電池民生用途向け製品においても最終製品の需要減少の影響から販売数量が減少いたしました。また、販売価格においても顧客からの厳しい要求から対応を余儀なくされております。さらに、コスト面においては中期的な増産に向けた設備投資に加えて組織人員体制を強化していることから減価償却費及び労務費を中心に経費が増加し、採算面では厳しい状況が続いております。
 また、当社製品の主原料であるニッケル及びコバルトの国際相場において、前年第2四半期より徐々に下落をはじめ前期末にかけてニッケルは約70%、コバルトについては約30%の水準にまで下落し、当第2四半期にかけても大きな変動なく推移したため、売上高においては前年同四半期と比べ大きな減少要因となっております。
 以上の結果、売上高10,686百万円(前年同四半期比36.7%減)、営業損失391百万円(前年同四半期は営業利益219百万円)、経常損失410百万円(前年同四半期は経常利益234百万円)、四半期純損失は533百万円(前年同四半期は四半期純利益185百万円)となりました。

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役 社長執行役員 横川 和史

代表取締役 社長執行役員 横川 和史

代表取締役 社長執行役員
横川 和史